レスポンシブ対応がカンタンにできる、CSSのaspect-ratioプロパティの使い方です。YouTubeの動画を埋め込む場合でもレスポンシブ対応できます!
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aspect-ratioプロパティとは
aspect-ratioは、要素のアスペクト比を制御するためのCSSプロパティです。
このプロパティを使用すると、画像や動画などのコンテンツのアスペクト比を制御することで、ウィンドウサイズを変更してもレイアウトが崩れなくなります。
アスペクト比とは?
アスペクト比とは、画像や動画などの縦横の比率のことを指します。
通常、横方向の長さを縦方向の長さで割ることで、アスペクト比が計算されます。
アスペクト比は、幅と高さの比率を表しており、例えば4:3、16:9、1:1などのように表現されます。
YouTube動画のアスペクト比は?
YouTube動画のアスペクト比は「16:9」です。
「16:9」のアスペクト比は、一般的にはワイドスクリーンの画面比率として使用されます。
そのほかに、「4:3」のアスペクト比は、従来のスタンダードな画面比率として使用されることが多いです。
「3:2」のアスペクト比は、写真や画像の表示によく使用されます。
「2.35:1」のアスペクト比は、映画のワイドスクリーンやシネマスコープなどで一般的に使用されるアスペクト比です。
「1:1.618」のアスペクト比は、ゴールデンレシオやフィボナッチ数列に基づいたデザインによく使用されるアスペクト比です。
aspect-ratioプロパティの使い方
aspect-ratioプロパティは、以下のような構文で使用します。
css
aspect-ratio: <width> / <height>;
<width>と<height>には、要素の縦横比を指定するための整数または浮動小数点数の値を入力します。<width>は要素の幅を、<height>は要素の高さを表します。
例えば、aspect-ratio: 16/9;
という値を設定すると、要素の幅を高さの16倍にすることができます。また、aspect-ratio: 1;
という値を設定すると、要素の幅と高さが等しくなります。
aspect-ratioプロパティは、画像や動画などのメディア要素に適用することが一般的ですが、他の要素にも適用することができます。aspect-ratioプロパティを使用することで、異なるデバイスや画面サイズに応じて、要素の縦横比を柔軟に調整することができます。
aspect-ratioを使うメリット
・aspect-ratioを使用することで、画像やコンテンツのアスペクト比を維持しながら、簡単にレスポンシブデザインを実装することができます。
・aspect-ratioは、多くの最新のブラウザでサポートされています。
・アスペクト比の計算や適切な余白の追加など、煩雑な計算やコーディングを省くことができ、シンプルなCSSコードでアスペクト比を設定できます。
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