【Excel】VLOOKUP関数で、重複する一覧から正しく該当行を検索する

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【Excel】VLOOKUP関数で、重複する一覧から正しく該当行を検索する

Excelで、VLOOKUP関数を使って、重複する一覧から正しく該当行を検索する方法。

この方法とSUMIF関数の文字列版を作る方法を使ってebayのFile Exchangeでのバリエーション出品(サイズ違い)を自動抽出することができました!

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上の表で、同じ商品コードのサイズ別の在庫を管理しているとします。

File Exchangeのバリエーションを指定する項目【RelationshipDetails】を作るとき、
サイズ1;サイズ2…のようにサイズ毎に追記しなくてはいけません。

でも、VLOOKUP関数だと該当の最初に出現するセルしか取ってこれません。

そこで、VLOOKUP関数の複数対応させる必要があるのです!

全てのデータに出現順をつける

VLOOKUP関数の弱点は該当の最初に出現するセルしか取ってこれません。
ですが、この問題は全てのデータに商品コードとは別の一意の値を割り当てることで解決できます。

VLOOKUP関数で出現順をつける

作業列を商品コードの前に2つ用意します。
A列はC列内にある同じ商品コードをカウントします。
カウントはCOUNTIF関数を使います。

=COUNTIF($C$2:$C2,C2)

あとはオートフィルタで下まで延ばせば完了です。
仕組みはCOUNTIFの範囲の開始を固定し、はじめのセルは開始と同じ位置にしておきます。

そうすると徐々にカウント範囲が広がっていくのでC列の該当行に対しての出現順を出すことができます。

出現順と商品コードを組み合わせて重複しない値を作る

作業列BにA列とC列を組み合わせるだけです。
下の関数では商品コードが数字なのでわかりやすいようにハイフンを入れてますがなくても問題ありません。

=A2&+”-“&+C2

これでVLOOKUP関数でどのセルでも自由に呼び出せるようになりました!
あとはうまいことやって該当するものを全部とりだすだけで済みますね!
続きは次回「SUMIF関数の文字列版を作る方法」で!

出力結果をSUMIF関数で使いこなす

下記で解説しています。

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